保存したトークンをすべての加盟店アカウント間で共有できますか?
定期支払い用のトークンを作成すると、マーチャントアカウントレベルで保存されます。つまり、MerchantAccountAで作成されたトークンはMerchantAccountBでは使用できません。これにより、トークンの使用に関する分離と制御が確保されます。
ただし、ユースケースで複数のマーチャントアカウントからトークンにアクセスする必要がある場合は、トークングループと呼ばれる設定ベースの機能を有効にできます。
トークングループ
トークングループを使用すると、購入者トークン(例:recurringDetailReference / storedPaymentMethodId)を同じグループに属するマーチャントアカウント間で共有できます。グループが設定されると、次のようになります。
- 含まれているマーチャントアカウントのすべてのトークンは、グループ内で即座にアクセス可能です。
- グループの設定を編集できます。例えば、マーチャントアカウントを追加したり削除したりできます。
- 同じデータ地域内のマーチャントアカウントのみがトークンを共有できます。
- 各マーチャントアカウントは1つのトークングループにのみ属することができます。
重要な考慮事項
トークングループを作成または編集する前に、トークン化や支払処理の問題を避けるために以下を確認してください。
- すべてのマーチャントアカウントで一意の購入者リファレンスを使用してください。これは要件であり、当社の公開ドキュメントにも記載されています。
- 参加しているすべてのマーチャントアカウントが同じデータ地域にトークンを保存していることを確認してください。
- マーチャントアカウントは一度に1つのグループにしか所属できません。
トークングループを有効化または変更する場合は、上記の条件を満たしているかを確認して、サポートにリクエストを送信してください。
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設定に追加や変更を加える場合は、サポートチームにご連絡ください。
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