カスタムリスクルールはどのように管理すればよいですか？

通常のリスクルール使用の次に独自のリスクルールを作成することができます。カスタムリスクルールはRevenueProtectのプレミアム機能です。これらのルールを使用して取引のリスクスコアに影響させることができます。ケース管理へ送信するか、動的3D Secureと合わせてカスタムルールを使用します。

カスタムリスクルールを作成する

カスタムリスクルールを構築するには、次の手順を実行します。

1. リスク変数を選択する：カスタムリスクルールで使用できる変数を確認したり、カスタムフィールドを作成したりします。独自のフィールドを作成するか、変数としてカスタムルールにAdyenによるリスクフィールドを選択できます。決済リクエストに含まれる多くのフィールドは、カスタムルールでも使用されます。カスタムルールでこれらのフィールドを使用する場合は、決済リクエストで必須フィールドを埋め、そこに値を加える必要があります。
2. ルールを作成する：ルール条件を設定してルールが起動されるべきタイミングを構成します。まず、いつルールを起動するのか（承認の前か後か）を決めます。それから、カスタムフィールドまたはAdyenが提供するフィールド周りのルールを、使用できる 演算子を使って構築します。
3. ルールにアクションを割り当てる：ルールが起動される際にどのような挙動をするか決めます。取引のリスクスコアは調整したり、手動レビューのためにケースマネジメントに送信したりできます。

カスタムルールを起動する場合はリスクスコアを増減できます。構成するリスクスコアは、カスタムルールで達成しようとするシナリオ（取引をブロックするのか信頼するのか）によって異なります。取引のリスクスコアが100まで到達すると、その取引はブロックされます。

高度なシナリオの場合は、カスタムリストおよびカスタムリスト比較を作成できます。詳細については当社のドキュメントのカスタムルールを参照してください。